2019-01-01から1年間の記事一覧

【ジャングルジム】 公園にある 幾何学 遊んだり わらったり ケンカみたいな ことしたり 面倒なことのなかに なにかある もうそれは ある意味真実だから そういう前提で行けば 面倒を起こさない 生き方を追求するより 何が起きようと さわやかでいられるマイ…

【グレナデン】 甘く 熱い シロップ色の空に 誓う わたくしは わたくしを生きる でも かわいくね 2016.8.14

【流浪の民】 ブナの森の葉にかくれて あなたとダンス もうすぐ ここにいられなくなる ここにも 追われているんじゃない わたしたちが 変化しただけ だから いられなくなるのとは 少しちがうのだけど それでも 旅立つ前は 沸き立つような 感情を どうしても …

【目が覚めたら目の前の景色が変わっていた】 眠くて眠くて眠いので 横になった その世界で 誰かに会った 田んぼのあぜ道 それよりほんの少しましな道で 誰かに会って話をした 誰だろう 父かもしれない 父みたく背の高い人 もしくは 気持ちの広い繊細な感じ…

【ビー玉シロップ】 ビー玉ころり ナミダのビー玉 ポロリこぼれて きららとひかる あのかごに ころころ集めて 溶かしてみたい ナミダのシロップ 甘くてとろろと のどを伝う 感触は 悲しみを甘美に変える ビー玉みたいな ナミダのシロップ ビー玉みたいに

わたしは呼吸する 深く深くどこまでも深く この星の中心と共鳴して この星の声を聴く ああその為には 自分を投げ出さなければ 許されないと思っていた その資格はないと でもそれは間違っていた 投げ出すとは 捨てることでは決してないのだ むしろ受け入れる…

華やぐ季節 あたたかなその色 空いっぱいにすいこんで 生きる意味を 生きる意味を 享受する春

駿河の海 深い輝き 太陽 月 この世のすべて

揺れる稲穂はみどり 水田に月明り 映るよ映る

祈りに抱かれて ねむる君 ありがとう ありがとう 守ることはきっと あなたを

どちらでもいい どちらでもすてき 育つ木よ まっすぐでも まがっていても

瞬 あなたが瞬きをすると 星が生まれる 全ては一瞬で変わる 全ては一瞬で変わる

本心をかくして いるから 照れてしまう あなたの前にでると 必要以上に ふざけて あなたの 笑顔が見たいから 少しでも長く 笑顔でいて ほしいから 本当は 誰より 好きなんだと それだけが 言いたいのに それだけが 言えない 2015 5.23

花の器

百万の花弁を持つ花の器 それはこれから育てるものでも 今からつくるものでもなく わたしの中にあった そこでずっと花開いていた わかっていたのかもしれない ただそこにあるのを見るのは とても怖いことで 大まかではあるが 自分の進む方向が決まっていると…

シーグラス

海の宝石を拾おう 海の女神さまにウインクして ほんの少し分けてもらおう わたしが海が大好きで 地球をリスペクトしてること 女神さまはちゃんと気づいてる だから猫ちゃんみたくこっそり 秘密で近づかなくても大丈夫 ざくざくと荒い砂浜に 心地よい足音を響…

月の道

海にかかる月の道 刻々と変わる色 神様がつくられた色 海がピンクから 青に戻る 太陽を待つ山並み 打ち寄せる波 波音 鳥の鳴き声 ただそこにあって 惜しみなく与えてくれるもの あまりにも あまりにも きれいすぎると そこには感情はなくて むしろいらないん…

人生の旅をゆく

人生の旅をゆく 今日は雪が降る 静かに静かに 気がつくと それはふりつもり 別の世界に 一面にただ 白くて白くて 降り立つ不安 足の裏から感じる冷気 しびれてゆく感覚に 恐れすら 感じなくなるということは 死を表すと思っていた 心が自由になると そんなこ…

さああるきだそう あなたのこころのなかの みちはいまここから さわやかなかぜが メッセージをはこんでくる きみのしあわせは きみのしあわせは きっとちかすぎるところに あるから あるんだ 4.5

やま

それはそうごんさをたたえて しかしよせつけない よそよそしいエネルギーではなく むしろひきよせる それなしでは いきられないと おもわせる けだかさと したしみのバランス できることならばとのぞむ わたしもまたここにせいを うけておごそかにそうありた…

さくら

さくらのすがたをみていた やっぱりゆき みたいだな はたけにつもると よくわかる ちりきったえだは ほしぞら まんてんの ほしぞら なんかいかしか みたことないけど ゆっくり ゆっくりきりとる せかいを しゃしんみたく そこには かんじょうはない わたした…

かぜがふいてくるほうこうにあるく

かぜがふいてくるほうこうにあるく あるくあるくあるく なにももとめない ただあるく かんかくがめざめる ピュアはこどものためのことばじゃない こどもをそつぎょうしたおとなの じぶんをとりもどすためのことば 5.4

ぎりぎりのところで

ぎりぎりのところで 生きている人がいる 電話の向こう 私の感情を逆なでるようにして 何とか情報を引き出そうと せせら笑う わたしはなぜか 怒りの感情すら怒らず ただ可哀そうに思った そんなぎりぎりのところで 生きないといけなのかい? 愛する人はいない…

問題はなくならない

問いかける 問いかける 自分に 人生に 社会に 宇宙に どうして 問題はなくならないのだろうと 壊したい何か あれさえなければ どうしても手に入れたい あれさえあれば どちらがいいのかわからない できれば得をしたい すべてを打ち破って その壊したい何かを…

花あかり

あなたが道に 迷った時の あかりでいたい 花あかり 花あかり 存在のたしかさなんて 証明しなくても ただ花みたいな 花ようなともしびで

野生

秘めた思いを ゆるやかに 発信させよう あの光に向かって 眩しくても しっかり目を開けて 心の扉を開こう あの光に向かって 風が吹いたら その歌を聴こう その調べは どんな肌触りがするか どんな香りがするのか 味わって 味わって 感覚を開くのだ そしてわ…

イルミネーションと灯台

あんなにも華やかで もてはやされて メインストリートを ゆくと決めたわたしは ある光に出会った その光は 決まったテンポで ついたり消えたりして さみしい さみしい 海の先端でひとりでいた いつも ひとりでいた ああ あなたがいなければ とても困る人がい…