本心をかくして いるから

 

照れてしまう

 

 

あなたの前にでると

 

必要以上に ふざけて

 

 

あなたの 笑顔が見たいから

 

少しでも長く 笑顔でいて ほしいから

 

 

本当は

 

誰より

 

好きなんだと

 

 

それだけが 言いたいのに

 

それだけが 言えない

 

 

2015 5.23

花の器

百万の花弁を持つ花の器

それはこれから育てるものでも

今からつくるものでもなく

わたしの中にあった

そこでずっと花開いていた

 

わかっていたのかもしれない

ただそこにあるのを見るのは

とても怖いことで

大まかではあるが

自分の進む方向が決まっているということだから

そこに不自由さを感じて

ないものにしていたのだろう

 

みんなだれもが

自分の人生は自分で決めたい

そのはずだけれど

どこかどうあがいてもどうにもならない

領域があるのかもしれない

 

2015 5.21